【託児付コワーキング】10/23公開講座・雁瀬暁子さんへの質問に対する回答
10月23日、マミースマイル保育園より雁瀬暁子さんをお招きしました。
↓↓↓講座のレポートはこちらからご覧いただけます↓↓↓
【一時保育へのこだわりがママを救う ~マミースマイルの事例〜】学びの6ケ月第2回は公開講座で開催!
講座終了後に受講した皆様にご記入いただいたアンケートにて、講師への質問をたくさんいただきました。質問への回答を雁瀬暁子さんよりいただきましたので、こちらに掲載させていただきます。
アンケート調査にご協力ください。
連続講座の一環として、コワーキングスペースのニーズを把握するためのアンケート調査を行います。アンケート回答へのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。集計したアンケート結果の報告は、2017年2月に予定しております。
■大野城市民の方はこちらからご回答ください↓↓↓
?ニーズ調査アンケート(大野城市民の方)
■大野城市以外の方はこちらからご回答ください↓↓↓
?ニーズ調査アンケート(大野城市以外の方)
雁瀬暁子さんへの質問に対する回答
Q. 起業するためにこれは必要ということはありますか(勉強していた方がよいこと) A. どんな業種で起業するか、とかどんな目的で起業するかなどにもよると思いますが、勉強しておいた方が良いことなどは、創業塾のようなもので学んでみると、基礎的なことはすべて教えていただけると思います。 講演の中でもお話したように、個人的には「ブレない軸」が大事だと思っています。
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Q. 福岡市の一時預かり事業を受託されたとのことですが、受託のハードルは高いものなのでしょうか?また受託のメリットを教えてください。(補助金以外で何かあれば・・・) A. 受託のハードルは高くありません。認可保育所の基準を守れていれば、大丈夫です。ただ、もちろん監査はありますし、競合相手がいる場合は自治体側が何を基準に選ぶのかということになるので、一事業所としては何の手立てもできません。 受託のメリットは、①利用料が安いので利用者が増える②利用者が増えることで口コミでさらに利用者が増える・・・といったところでしょうか。
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Q. 人材確保の大切さを感じていますが、「モチベーション高く4~5年続いているのはなぜか」を知りたい。 A. そうなんです。昨日もうちのスタッフ全員で懇親会をしたのですが、翌日に6年目のスタッフがこんなメッセージをくれました。「マミスマはママと子どものための保育園だけど、スタッフが協力し合って働きやすい職場。子どもたちに愛情たっぷり注ぐ自慢のスタッフたち・・・だからマミスマはスタッフのための保育園でもあると思います。こんな職場、どこを探してもないと思います」。うれしくて泣きました。 あえていうと、保育の仕方は、細かく言いませんし、基本的にスタッフのやり方を尊重しています。スタッフは、他のスタッフのいいところを真似て、だんだんスキルが上がっていきます。きっと素直で謙虚な人が多いのでしょう。そして、スタッフ同士が仲が良く、休みの日にも一緒に過ごしたりしています。 一番喜んでもらっているのは、シフトをスタッフ主体にしていることです。無理にシフトに入ってもらうことはありませんし、急な欠勤にも対応できる体制を整えています。
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Q. 他の公共施設の一時保育との差別化。どこが違うのかもっと知りたい。 A. 他の公共施設の一時保育というと、認可保育園の一時保育のことでしょうか?それとも子どもプラザのような公共施設のことでしょうか? マミースマイルが競合すると考える保育施設は、認可保育園の一時保育と、認可外保育園(いわゆる託児所)になると思います。 私たちが最初から考えて実行しているのは、「予約が要らない」「理由を聞かない」「少人数保育」「できる限りおんぶや抱っこでコミュニケーションをとる」「お昼寝やごはんの時間はその子の体調や家庭のリズムに合わせる」などです。
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Q. たくさん違う思いの保育士がいると思うのですが、保育内容でもめたことは? A. 4の質問の答えにもあるように、スタッフ同士のコミュニケーションが上手く取れていることや、謙虚で素直なスタッフのもともと持っている人間的な資質の良さに頼っているのが現状です。小さな意見の食い違いはありますが、「園児のためにも、みんなが気持ちよく過ごすためにも、コトが大きくなる前に園長に相談」を徹底しています。
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Q. 助成金がない状態での経営は、マミースマイルさんの場合は成り立つ状況なのでしょうか。 A. 今現在であれば成り立つと思います。
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Q. 私も夫婦での経営を考えているのですが、気を付けないといけないことはあるでしょうか。また、苦労したことがあれば教えてください。 A. 夫婦100組あれば100組とも違うので、私の経験がお役に立つとは思えませんが(笑)
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Q. スタッフの研修はどんな事をしているのか。 A. 今は特にやっていません。マミースマイルの理念や方針をお伝えするだけです。
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Q. 私もママが笑顔になるには…と試行錯誤してる最中ですが、そういうイベントに来てくれるママ達はまだどうにかしたいという意識があったり、そういう情報を見つけれる、聞ける友人がいるママだと思います。来てくれたママには全力で向き合いますが、情報力が極端に少なかったり、話す相手もいない、助けを求める術を知らないママ達にたどり着くにはどうしたらいいと思われますか? A. そこは、私もすごく思うところなんです。外に出れるだけ、救われますよね。昔に比べると、SNSなども増え、情報をキャッチする術はかなり増えたと思いますが、細かく行き届くには、自治体が働き掛けていくしかないでしょうねえ。検診の時や家庭訪問の時に声を掛けたり、情報を届けてもらうようにすればかなり違ってくるんじゃないかと思います。
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Q. ご自身のワークライフバランスはとれていますか?仕事に奮闘された話をたくさん聞かせていただきましたが、講師の方の子どもは健やかに笑顔で育っておられますか? A. 私自身は、ワークライフバランスはとれていると思います。仕事もプライベートも充実していますし、健康にも特に支障はありません。昔、体のバランスを崩したので、まずは「自分のカラダが第一」だと肝に銘じています。子どもたちもおかげさまで元気に育っています。夫婦で自営をしてきたことで、子どもに負担をかけてきたところもあると思いますが、逆に自営だったおかげで時間を上手く配分して、行事の参加や毎日の食事の準備などもほぼ休まずにできています。 創業時から「自分の子どもを笑顔にできなくてはお客様のお子様を笑顔にできない」と思ってやってきたのですが、そのことで「仕事に真剣味が足りない」と言われ悩んだこともあります。でも、他人の言うことに惑わされていては自営業なんてできないと思い直し、自分の方針に沿って子育てと自営業を両立してきたつもりです。
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コワーキングラボおおのじょう
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『わたしを活かす場を作る。託児付コワーキングスペースを生み出す学びの6ヶ月』
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